不動産投資における利回りとは?
今回は、一度は考えたことがある不動産投資について、触れてみたいと思います。不動産投資によって毎月の賃料収入が得られたり、節税効果があったり、売却することでの利益を得ることもできることから、考える投資の一つではないかと思います。今回はその基本事項の一つである利回りについて見ていきます。いつもどおりわかりやすく解説された本がありますので、その本では、利回りとは、投資した金額に対する1年あたりの収益の割合のことです。投資を判断する際の重要な目安になります。ただし、販売図面等には、たいてい表面利回りが記載されています。単純に家賃収入から購入価格を割っているだけなので、維持費等は考慮されていません。実際に手元に入ってくる割合とは異なるため、表面利回りだけで投資の判断をするのは危険です。表面利回りは、簡易的な計算する際にのみ利用しましょう。
実質利回りについて
それでは、表面利回りと違った実質利回りについて見ていきます。年間の家賃収入から管理費や固都税、ローン支払額等を差し引いて計算すると、実際に毎月手元に入ってくる金額(税引前)がわかります。そこから、購入価格と購入時の諸経費の合計を割って計算すると、「実質利回り」が算出できます。販売図面に実質利回りが記載されていることもありますが、ローンの支払額が考慮されておりませんので、ご自身での計算も必要になります。
このように不動産投資と基本事項の一つである利回りを見てきました。単純な表面利回りと経費等を引いた実質利回りです。不動産投資する際には、これ以外にも知っておく知識も必要ですが、今回は利回りについてみてきました。是非、活用してみてください。
桜森企画では大和市を中心に海老名市、座間市、綾瀬市などのお客様への有益な情報も随時提供しておりますので、お気軽にご相談ください。参考文献:知りたいことがよくわかる!図解不動産のしくみと新常識 2021年4月23日初版発行 著者:脇保雄麻 発行:田村正隆 発行所(株)ナツメ社 制作ナツメ出版企画(株) 印刷所 広研印刷(株)