直売・直買は仲介手数料が発生しない
今回は、不動産取引におけるマメ知識をご紹介したいと思います。いつもどおり分かりやすく解説された本がありますので、その本では、「直売・直買」とは、宅建業者が自ら売主または買主となる取引のことです。宅建業者が買主・売主などと直接契約を結びます。売主や買主の仲介手数料などは発生しません。取引が「直売・直買」となるのは、主に新築マンションと建売住宅です。買取再販の場合も取引は「直売」となることがあります。直売・直買は売主・買主の双方にとって手数料がかからないなどメリットもありますが、デメリットもあります。直接不動産のプロである宅建業者とやり取りをするので、経験や知識量の差から不利な形で契約される恐れがあることです。知識が少ない売主・買主には、物件の値段が高いのか安いのか判断できません。そこで、あえて手数料を支払ってでも仲介会社を入れるという手もあります。不動産のプロである仲介会社が有利になるように交渉してくれるので、不利な条件での契約を防ぐことができます。と、記載されていました。本であるように直接売主が不動産業者であれば仲介手数料がなく購入できますので、メリットですね。デメリットとしても記載されておりますが、近年はインターネット普及により、情報を入手することが容易になってきますので、一概に不利な条件での契約も少ないと思いますので、信頼できて、丁寧な対応ができる不動産業者なら費用を抑える面では直売・直買の選択も良いのではないかと思います。
桜森企画では大和市を中心に海老名市、座間市、綾瀬市などのお客様への有益な情報も随時提供しておりますので、お気軽にご相談ください。参考文献:知りたいことがよくわかる!図解不動産のしくみと新常識 2021年4月23日初版発行 著者:脇保雄麻 発行:田村正隆 発行所(株)ナツメ社 制作ナツメ出版企画(株) 印刷所 広研印刷(株)